群馬県 安中市に、今年も春がやってきました!
そう、2月後半~3月にかけては秋間梅林に梅の花が咲き誇る時期。
毎年秋間梅林でのお花見を楽しみにしている私は、今回2025年3月1日~3月2日に1泊2日で安中市にお出かけしました。
一度泊まってみたかった磯部温泉にも立ち寄ることに。
そして2日目は横川駅まで移動して、そこから長野県の軽井沢へ。
春の安中市を思う存分楽しんできたので、この記事に記録しておきます。
今回の旅の目的
2025年3月1日~3月2日、1泊2日で群馬県 安中市への旅へ。
今回の旅は前からやってみたかったことを詰め込みました。
その「やってみたかったこと」とは次の3つ。
- 秋間梅林 お花見&郷土料理
- 磯部温泉 気になるお宿に宿泊
- 群馬県側からバスで軽井沢へ
今回は私のやってみたかったことを凝縮した旅を時系列で記録した記事になります♪
1日目 秋間梅林と磯部温泉へ
9:30ごろ 安中駅に到着
安中駅から秋間梅林観光口へ行くバスに乗る約1時間前、私たちは安中駅に到着しました。
高崎方面からの電車に乗ると安中駅で連絡通路を渡ることになるのですが、そこからの眺望が最高なんです!
下の写真のとおり、妙義山と浅間山がダブルで眺められるから。

安中駅からの眺望。左が妙義山、右が浅間山。
妙義山は岩肌がゴツゴツとしたダイナミックな山。日本三大奇勝の1つで、かつ榛名山・赤城山と並んで群馬の上毛三山に数えられています。
浅間山は長野県と群馬県の境に位置する雄大な山。
長野県側の軽井沢町からも良く見える山です。
妙義山も浅間山も大好きな山なので、興奮しながら写真を撮ってしまいました!
安中駅の改札を出ると、浅間山が良く見えました。

駅改札を出て、左側に浅間山が見えます。
標高が高いため、浅間山は雪をかぶっていました。
ちなみにですが駅を出てすぐの浅間山を望める場所に、安中市の観光案内の看板がありました。

浅間山の眺望の手前に看板があります。
バスが来るまでは、1時間程度、安中駅構内の待合室で過ごしました。
待合室は6人くらいが入れる小さなスペースですが、冬の時期には煖房がついており、温かく過ごせました♪
ちなみに、待合室内は飲食禁止の貼り紙がありました。
飲食は待合室の外で、マナーを守ってしましょう!
10:40 バスで秋間梅林へ
10:40になり、安中駅前のバス停から秋間梅林方面へ向かうバスに乗り込みました。
2025年3月1日の情報ですが、料金は安中駅から秋間梅林観光口間で片道300円でした。
乗車時間は約20分。
乗り込むときに整理券をもらい、降りる時に整理券の番号に合わせた料金を支払います。
11:00ごろ 秋間梅林観光口に到着
お昼ご飯を食べて、ゆっくり散策して、お土産を買って、のんびりしても3時間あれば十分だと感じました。
バスに揺られて20分。
バス停「秋間梅林観光口」に着きました。
そこから私たちは地図を見ながら、20分ほど歩いて秋間梅林にたどり着きました!

秋間梅林の頂上に行く途中の杉林。
秋間梅林の頂上に着くまで、上り坂を歩いてゆくのですが、竹林や杉林を通り、清々しい気持ちでお散歩できます。

こちらは竹林。
秋間梅林の頂上付近に着く直前の景色がこれまた最高!
ふもとの集落や遠くの山が一望できるんですよ♪
秋間梅林の頂上の景色はこんな感じ。
私たちが訪れたのは、2025年の3月1日(土)でした。
まだ白い梅は1本の梅の木につき数輪しか咲いていませんでしたが、黄色い梅は満開、赤い梅は5分咲きくらいでした。
2025年は例年よりも梅の開花が遅いのだそうです。
今年から秋間梅林には「AKIMA」という文字の赤い映えスポットが設置されています♪
すかさず、記念に写真を撮りました。
頂上エリアには秋間梅林の観光案内所があり、そこには秋間梅林関連のお土産がたくさんあるので、立ち寄ってみました。
さっそく去年秋間梅林に来た時にも買った、梅ジャムのマカロンと梅ジャムクッキーを買いました☆
安中市では秋間梅林の梅を使った「梅スイーツ」を市内・群馬県内の地元の様々なお店と協力して商品開発しているようです。
私はまだ梅のマカロンと梅ジャムのクッキーしか食べていませんが、クオリティが高すぎて、何度もリピート購入しているので、ぜひお試しを♪

小さなお子さんたちものびのび、梅林内で遊んでいました♪
秋間梅林の頂上エリアには、ベンチやテーブルも設置されているので、腰を掛けてのんびり花見ができます。

この写真は去年(2024年)撮ったもの。
お昼の時間まで私たちもゆったりと日向ぼっこしながら、ベンチに座って梅林を眺めていました~
12:30ごろ 観梅食堂で郷土料理を
秋間梅林に来たら、絶対絶対!!!外せないのが、郷土料理のお昼ご飯です!
群馬県安中市出身の母をもつ私として推せるのは、
- おきりこみ
- いも串
- やきもち(おやき)
の3つです。
秋間梅林に来たら、この3つだけは絶対に食べてみる価値があります。
群馬のお母さんの味です!
ということで、今回は観梅食堂さんでお昼を食べることに。
注文したのは、おきりこみ、いも串、梅餃子。
やきもち(おやき)は、観梅食堂さんでも食べられるのですが、後で別のお店でテイクアウトすることにしました。

後ほどゲットしたやきもち(おやき)。梅しそ味です。
おきりこみはよく、山梨県の郷土料理「ほうとう」に近いと言われますが、私はほうとうと「すいとん」の中間的な存在かなぁと思っています。

郷土料理のおきりこみ。家庭ごと、作る人ごとに味や具材が違うのが特徴です。
ほうとうのように、平たくて太い面なのですが、小麦粉のもっちりとした感触がすいとんと似ています。
群馬と言えば小麦の産地。小麦のもっちり感が好きな方にはたまらない郷土料理ですよ。
いも串は里芋を焼いて、そこに甘い味噌をかけて食べるシンプルな郷土料理。
味噌はほんのり柚子が香っていました。
里芋のモッチリ感がたまりません!!!
そして秋間梅林の梅を使った梅餃子(一皿につき5個)。
去年はじめて食べて美味しかったので、こちらもリピートしてしまいました。
13:30ごろ 食後の梅林散策&コーヒー時間
食後は秋間梅林内をお散歩し、お昼を食べる前に気になっていたキッチンカーのコーヒーをいただくことに。
秋間梅林には、心地よい鳥のさえずり(おそらく、ウグイス)が響いています。
この日はたまたま3月にしては温かい日で20℃くらいありました。
そのため、午後はずっと外でまったりしました。
去年2024年の同じ時期(3月初旬)に秋間梅林を訪れたときは、晴れていたものの風が寒く、途中で売店でお茶をしていました。
三寒四温の3月なので、温かい日は脱ぎ着できるコンパクトなアウターを、寒い日は風をシャットアウトする保温性に優れたコートなどを着ると良いですよ!
秋間梅林内に散策コースが書かれた看板があるので、お散歩する時には参考にしてもいいですね。
私はまだ試したことがありませんが、2~3時間歩ける長い散策コースもあるようです。
今回は10分くらいで歩ける道を散策しました。
お散歩した後は、気になっていたキッチンカーのコーヒーをテイクアウト!
円(まどか)さんというお店でホットサンドなどのメニューもおいしそうでした。
テイクアウトしたコーヒーを持って、再び秋間梅林内のテーブル付きベンチへ。
ゆっくりと香ばしいコーヒーを味わいながら、爽やかなそよ風に当たりながら、鳥のさえずりの中、ぼうっと過ごすひととき。
ここ最近せわしない毎日を送っていましたが、秋間梅林に来たら一気に心がゆるみ、気持ちが和らぎました。自然の中で過ごすって大事。
15:00ごろ 歩いてバス停へ
秋間梅林から安中駅まで戻るバスに乗るのは15:30すぎ。
余裕を持って15:00ごろに秋間梅林を出ることにしました。
秋間梅林の頂上エリアからバス停までは、ゆっくり歩いて25分くらいでした。
16:00ごろ 安中駅到着、信越本線で磯部へ
バスは16:00ごろに安中駅に着き、16:00すぎの信越本線 横川行の電車で隣駅の磯部に移動しました。
今回は磯部温泉の見晴館さんというお宿を予約していました。
チェックインは17:00と伝えていたので、磯部駅に着いてからすこし温泉街を散策していました。
磯部温泉には宿が数軒しかないので、温泉街といっても観光するような場所はほとんどなく、静かな場所ですが、
その静けさや、何もなくのんびりとした景色を楽しめるので私は個人的に大好きです。
温泉街からはカッコいい形の妙義山も見えます。
16:30すぎ チェックイン@見晴館
磯部をぶらぶらして、少ししたらチェックインを済ませました。
17:00チェックインと言ったのにもかかわらず、見晴館のおかみさんが快く迎え入れてくださいました。
前回の記事で磯部簗を訪れた時から、ずっと気になっていたお宿だったので、今回泊まることができてうれしかったです。
ふわふわ豆腐の鍋が人気のお宿ですが、今回は素泊まり。次はお豆腐の鍋を試そうと思います。
温泉は混じりけのない源泉で、入った後もずっと体中がポカポカと温かかったです。冷え性の方には、かなりおすすめ。
18:00 夕ご飯@ビストロ ゴリラ
素泊まりということで、今回は見晴館から歩いて7分程度のビストロ ゴリラさんで夕食をいただきました。
こちらはインスタで発見したレストランで、以前から気になっていました。
小さなお店ということで、事前に予約の連絡を入れると良いとのことだったので、前日に予約をしました。
メニューには群馬の食材を使ったものがたくさん!
今日行ってきた秋間梅林の梅を使ったパスタもあったので、群馬産のサラダと一緒に注文しました。

群馬県食材のサラダには、おいしい自家製ドレッシングが!
お通しにはオマール海老のスープをいただきました。
秋間梅林の梅を使ったパスタ、本当に頼んで良かった・・・!
爽やかな和風パスタで、さっぱりと、でも満足できるボリューム感・味わいでした。
パートナーが頼んだクリームパスタも、大粒の牡蠣と香ばしいネギがたっぷり入っていて最高でした。
そんなこんなで、1日目が終わりました。

磯部駅前、夜はイルミネーションがきれいです。 温泉マークのイルミネーションも!
2日目 横川へ移動、バスで軽井沢へ
今回の旅、2日目は群馬県安中市から県境を越えて、隣町の長野県軽井沢町へ移動しました。
2日目、群馬県には10時くらいまでしかいませんでしたが、横川から軽井沢行きのJRバスに乗り込むまでをご紹介します。
7:00 起床
2日目は信越本線で横川駅に移動することに。
磯部駅に横川行の電車が来るのが9時過ぎだったので、8:45チェックアウトを目指して7;00に起きました。
あまりにも見晴館さんの温泉が良かったので、本当は朝も温泉に浸かりたかったのですが…!
素泊まりだったので、朝ごはんは前日に秋間梅林でゲットしたやきもち(おやき)を食べました。
秋間梅林の梅を使った梅しそ味のおやき、しそと梅の香りが豊かで、ずっしりと食べ応えがあり、懐かしい味でした。まさに群馬のお母さんの味。
その後、荷物をまとめてチェックアウトし、9時過ぎの電車で横川へ向かいました。
9:25ごろ 横川駅に到着
磯部駅から電車で15分ほどで横川駅に到着。
かの有名な横川の釜めし「おぎのや」さんの本店もありました。
ダイナミックな岩肌の山も見え、おもわず写真をパシャリ。
駅の改札を出て左に軽井沢行きのJRバス乗り場があり、分かりやすかったです。
バス停にはベンチがあったので、約30分程度バスが来るのを座って待ちました。
横川駅から軽井沢駅まで運行するJRバスには、時間に余裕を持って乗るのが良いです。発車直前になると、お客さんが一気に乗り込むので、時間ギリギリだと座席が埋まって乗車できない可能性があるためです。
おわりに
ここまでが、群馬県安中市での旅でした♪
安中市内にはまだまだ、年間通してはもちろん、季節ごとにも多くの見どころがあるので、また新たな楽しみを発見しに出かけようと思います!
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